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トップ  >  団塊シニアのSEX事情  >  10.精力剤を使ってでもSEXしよう!


「中高年のセックスを考えるフォーラム」
有田 治

なんだかんだと言っても、セックスができないよりできる方がいいに決まっている。セックスに飽きたから、年だから、倦怠期だから、二人の合意などでセックスをしなくてもよいというのであれば別だが、機能的な問題、例えば勃起障害、性交疼痛、性的回避などのためにセックスしない、できないという場合には少々問題となる。

勃起障害には精力剤が有効だが、実は自分の体に合った精力剤を見つけるのがなかなか難しい。
女性の性交疼痛は潤滑クリームやローションで解決できる場合が多い。
性的回避は、「ひとりでオナニーした方が楽」「写真ならいいが…」「失敗したら嫌われると思うと近づけない」など批判や失敗を恐れ、臆病になるなどの性格的な問題である。このような場合は、カウンセリングによって解決を図るか、自分を充分理解してくれるパートナーに出会うことを願うしかない。

日本は他の先進諸国と比べて極端にセックスの回数が少ないと言われる。

夫婦が寝室で別々のベッドで寝る、はたまた夫婦別々の寝室を利用する、こういったことについて信じられないというフランス人の記事を読んだことがある。実際毎日残業続きで疲れている日本のサラリーマンの現状を考えると致し方ないかも知れないが、これがセックスの回数減少からセックスレスにいたり、少子化の要因のひとつになっているということは決して仕方がないということで、片付けられないと思う。

しかしここで問題にしているのは、性機能的なものではなく、取りまく環境が「セックスしたくても出来ない」ということである。とくに中高年、シニア世代に多いこの現実は無視できない。

オープンな欧米に比べると閉鎖的な日本において特に中高年、シニア世代が「性」について語るとき、「いい年して」という偏見がつきまとう。

高齢者の性に対する偏見をなくし、セックスを楽しみたいと思うシニア世代がまじめに堂々と「性」を語ることができる環境を整えられないものだろうか。今後も考えていきたいと思う。

(つづく)

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